歯が抜けた、無くなった時に選択できるのは、義歯、インプラント、放置の3つです。

歯が抜けた時に選択できる治療法には何が?

どんな治療が選べますか?

歯が抜けた時に選べる選択肢は、大きく分けて3つあります。

  1. 抜けたまま放置する
  2. ブリッジ、入れ歯などの義歯にする
  3. インプラントにする

抜けたまま放置するのは、おすすめできません

抜けたまま放置する事は、機能の面でも、見た目の面でも全くおすすめできません。

歯を支えている骨は、歯からの噛む刺激が伝わらないと徐々に痩せて変形していきます。抜けた歯の両隣の歯もずれてきますし、噛みあわせなどにも支障をきたすようになります。

抜けたままにするのではなく、何らかの方法で抜けた歯を補うことを検討するべきでしょう。

では、どういう方法で歯を補うか?

目で見える歯の部分だけを製作してそれを何らかの方法で固定、維持する方法か、歯根を部分も人工的に作成して、それに人口歯を装着する方法が考えられます。

前者は入れ歯、ブリッジなどの義歯、後者はインプラントとなります。

ブリッジ、入れ歯など、義歯の場合は

義歯の場合は、抜けた歯の隣の健康な歯を削って、そこに固定のための金属などを架けることになります。 全く歯が残っていない場合は、総入れ歯を装着することになります。

部分義歯の場合は削る量は少なめですが、お口の粘膜と留め具や床の接触による違和感をおぼえやすく、より違和感が少ないブリッジの場合は、かなりの歯を削らなくてはならないため支える天然歯の負担が大きい傾向があります。

総入れ歯の場合は、粘膜の上に装着するだけのため、表面張力か入れ歯安定剤頼りになります。

部分義歯やブリッジの支えとなる歯は、削られる事と義歯を支える負荷によってダメージを受けるため、寿命が短くなります。

ブリッジなどの義歯の寿命は支えにする歯の健康状態にもよりますが、8年から15年程度といわれています。

寿命がきた場合には、再治療をしなくてはなりませんし、ダメになってしまった支えとしていた歯以外の、健康な歯に新たな支えを求める必要が生じます。

ただ、義歯の場合は、インプラントと違ってオペなどの外科処置の必要がありません。オペをするのが不安な方、抵抗がある方には、入れ歯や義歯が選択肢になります。

顎の骨の不足や疾患の都合でインプラントができない方も、入れ歯や義歯での治療を行うことになります。

義歯、ブリッジでは、徐々に歯に負担をかけていく事になるため、最終的に残せる歯の本数が少なくなる可能性が高いですが、外科処置によるリスクは避ける事が出来ます。


インプラントの場合は

インプラントの場合は、骨と結合させた人工歯根に人工歯を被せるので、噛む力も十分で、見た目も自然です。

ただ、外科処置を行う必要があるので、それに伴うリスクがゼロとはいえません。

その他、治療後に可能性がある問題として、上部構造の破折ががあげられます。上部構造が欠けたり割れたりした場合は、その部分を再作製してもらう事が可能です。

また、義歯を固定しているスクリュー、またはアバットメント(インプラントと義歯の間の部品)を固定しているスクリューの緩み、インプラント周囲の感染(インプラント周囲粘膜炎あるいはインプラント周囲炎)が起きる可能性もあります。

これらの問題を予防するためには、患者さん自身がおこなう日常の口腔ケアが重要です。 患者さん自身が治療部位を含めて日頃から口腔内の状況に関心を持ち、もし何か変わったことがある場合には、治療を受けたドクターに連絡して、診てもらように心がけて下さい。

治療後の経過が順調な場合も、治療を担当したドクターの定期的な経過観察(メインテナンス)を受けるようにしましょう。

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